ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』

三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)

三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)

これがかの有名な密室講義か。でもこの中身だけ取り出して見ていたりするというのも事実ではある。作品の中で読むと大分印象も変わるが。密室の謎、そしてその謎の解明は素晴らしかった。
密室講義の中ではクイーンの某作品への言及も少しあった。あとはヴァン・ダインの『○○○○○○ murder case』にも。他に読んだことがない作品もたくさんあった。こういうのを全て読んでいるとより講義が楽しめるのかもしれない。