2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アイザック・アシモフ『ファウンデーション』

ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: アイザック・アシモフ,岡部宏之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/04メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 353回この商品を含むブログ (89件) を見るハリ・セルダンなる人物の計算力は半…

アイザック・アシモフ『われはロボット』

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)作者: アイザック・アシモフ,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/08/06メディア: 文庫購入: 27人 クリック: 453回この商品を含むブログ (161件) を見る僕はSFについては…

アイザック・アシモフ『象牙の塔の殺人』

象牙の塔の殺人 (創元推理文庫)作者: アイザックアシモフ,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1988/02/26メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る動機の前半はよく分かる。確かにそれは万死に値する行為だろう。そう思う人…

ページビュー

最近数字ののびが落ちてきた気がする。実に良い傾向だと思う。さっさと見切りをつけて読むのをやめたということだろう、正しい行動であり見習うべき行動だと思う。本当はトヨタカップについて書いていたから検索で当たりやすかっただけだろうとは思うけど。…

杉井光『神様のメモ帳』

神様のメモ帳 (電撃文庫) イラストなしでその他の事項がすべて書ける状態になればベストなのだが。ま、あきらめよう。 僕の好みからかなり外れる行為をたくさんやってくれたので心おきなくマイナス点を付けまくった。登場人物たちがニートである必然性などま…

読書スピード

スピードにムラがあると、平均的なスピードが維持できる場合に比べて読める冊数はかなり落ちる。早いときには積読を読み尽くし、読む本がなくなって時間が過ぎ去っていくケースがあるからだ。でも学生やっているとどうしてもムラができる。試験前、休み中は…

福井晴敏『6ステイン』

6ステイン作者: 福井晴敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (89件) を見る独立した短編、連続する短編。どちらにもそれぞれの魅力があると思う。はじめて連作短編というものを知ったと…

はやみねかおる『僕と先輩のマジカル・ライフ』

僕と先輩のマジカル・ライフ (角川文庫)作者: はやみねかおる,ゴツボ×リュウジ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/12/22メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (48件) を見る小説に出てくるのは現実感がなく変な人たちの方が良い気がする。…

去年のベスト10

結局1作家1ノミネートということにして発表することにした。 1.EQ『ギリシア棺の謎』 2.有栖川有栖『スイス時計の謎』 3.アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』 4.ジャック・フットレル『思考機械の事件簿』 5.山口雅也『奇遇』 6.我孫子武丸『0の殺人』 …

ジェフリー・ディーヴァー『悪魔の涙』

悪魔の涙 (文春文庫)作者: ジェフリーディーヴァー,Jeffry Deaver,土屋晃出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/09/01メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (32件) を見る今年はアメリカの作家しか読んでない気がした。キャラが気に入らない…

島田荘司『犬坊里美の冒険』

犬坊里美の冒険 (カッパ・ノベルス)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/10/21メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (41件) を見る新採点システムで目論んでいた計画がやっと達成できた。島田さんには悪いけど、話し言葉に「ー…

天才

レポート課題でLegendre関数に関するあれこれを示せというものがあった。この関数はLegendreの微分方程式を満たすのだが、それを示そうと直接放り込んで力技に持ち込んでも帰納法に挑んでも挫折した。少し調べてみるとだいたい母関数展開から漸化式をひねり…

EQ『ギリシア棺の謎』

ギリシア棺の謎 (創元推理文庫 104-8)作者: エラリー・クイーン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1959/09/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (40件) を見る諸事情によりまた読んだ。感想だが、これまた諸事情により今…

よくTVで、人類は月にいっていなかったというのをやっていた。そう思えるような証拠もいくつかあった。ところで最近『相対論の正しい間違え方』という本を寝る前に読んでいるのだが、人類は月に行ったという決定的な証拠があった。 アポロ11が月にいったときに…

アイラ・レヴィン『死の接吻』

死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)作者: アイラ・レヴィン,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (53件) を見る処女作と書いてはあるが、とてもそうは思えない作品。ジャンルは何な…

ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)作者: ディクスン・カー,井上一夫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1981メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (45件) を見るこれは良かった。今まで読んだ(あまり多くない)カー作品の中で…

リチャード・マシスン『奇術師の密室』

奇術師の密室 (扶桑社ミステリー)作者: リチャードマシスン,Richard Matheson,本間有出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2006/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (47件) を見る数多いどんでん返し。いくつかは読めるが最終到達点は…

ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』

グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)作者: ヴァン・ダイン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1959/06/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (38件) を見るこれでヴァン・ダインは4作読んだ。これ以外はとりあえず読む…

毎年思うが、記念日に意味はない。例えば誕生日。「〜が生まれた日」ということだが本当に生まれたのは過去のことであり、別に祝っている日は特別な日ではないはず。暦の取り方によって変わってしまうのだから。地球が公転して同じ場所に戻ってきた、などと…

2006年の読書

154冊読んだことになっていた。どうしてだろう? 毎年毎年落ちている。というわけで2007年の目標はとりあえず200冊、ということにしておく。ベスト10なんかも同時につけていたので発表できる状態ではあるが、なかなかに偏っているので考えている。11〜20とか…

ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』

僧正殺人事件 (創元推理文庫)作者: ヴァン・ダイン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1959/06/20メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (59件) を見る『グリーン家殺人事件』を読み始めたので感想はまとめてその時に。