2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

西澤保彦『ナイフが町に降ってくる』

ナイフが町に降ってくる (ノン・ノベル)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1998/10メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る相変わらずものすごい設定を持ってくる。この体質(?)は実にうらやましい。年さえとらなければだけど。状況設定…

横山秀夫『深追い』

深追い (ジョイ・ノベルズ)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2005/02/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (20件) を見る舞台は同じ、主人公が違う短編集。主役は警察(いつも通り)。横山の中では中ぐらいの作品なのだろ…

ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』

三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)作者: ジョン・ディクスン・カー,三田村裕出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/07メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (54件) を見るこれがかの有名な密室講義か。でもこの中身だけ取り出して見…

倉知淳『猫丸先輩の推測』

猫丸先輩の推測 (講談社ノベルス)作者: 倉知淳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/09メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (28件) を見る日常の謎ものもおもしろいと思う。最近は貸してもらったからかなり読んでいる。いつもいつも挑戦状のは…

犬神家の一族

観ていると、3,4年前に読んだことがある気がしてきた。おもしろいのだけれども、やはり古いなという印象は残る。仕方のないことだが。珍しくも人と一緒に観に行った。自転車のチェーンが盛大に外れまくって困り、修理することを決意した。

倉知淳『日曜の夜は出たくない』

日曜の夜は出たくない (創元クライム・クラブ)作者: 倉知淳出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1994/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るデビュー作の連作短編集。日常の謎もの。猫丸先輩の登場シーンが毎回異なりおもしろかった。最後の…

法月綸太郎『怪盗グリフィン、絶体絶命』

怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (110件) を見るミステリーランドは結構読んでいる気がした。といってもそれは高3の…

西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』

表紙以外を借りたので、画像情報も載っけないことにする。正直に言えば、こういう絵のついた本というのは好きではないからだが。No Imageを選択できれば良いな、と思う。 で、中身。こう言っては悪いがまったく理解できない。登場人物が。理解を放棄している…

来年のカレンダー

実家から持ってくるのはかさばるから面倒だな、と思っていたらさっき送られてきた。「Jリーグカレンダー」。送ってきたのは当然親ではない。そういえばだいぶ前に応募したような気もしなくはない。というより、送ってきたんだから応募してたのか。 抽選に当…

思考の放棄によって得られるもの

僕は解答だと思う時がある。何時間も悩んでいた問題を放棄すると、その直後に解答に達したという経験は多いのではないだろうか。ま、完全な放棄というわけではなく今は置いておこうという程度の放棄なので勘違いされぬよう。 なんでこんなことを書くかといえ…

ディクスン・カー『緑のカプセルの謎』

緑のカプセルの謎 (創元推理文庫 (118‐9))作者: ディクスン・カー,宇野利泰出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1981メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る有名な毒殺講義の入っている本。なんとなく犯人は分かる。ただ、堅固なア…

FCバルセロナ×インテルナシオナル

息詰まる展開、互いに1点をももぎ取ろうとする試合は見ごたえがあった。やっぱりチームに明確な核があるというのは強みでもあるし弱点でもあるということかな。良い試合が見れれば何でも良いのだけど。今年も全試合、最初から最後までトヨタカップを見た。…

アルアハリ×クラブアメリカ

後半の試合展開はおもしろかった。両エース、アブトレイカ対ブランコという感じで。 3位決定戦は延長戦はしないらしい。次に同じ競技場で決勝をやるから、という理由なのだろうけれどもまるっきり前座扱いでかわいそうな気はする。メリットとしては、1枚の…

ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷』

火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)作者: ジョン・ディクスン・カー,小倉多加志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/05/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 143回この商品を含むブログ (82件) を見る現実的な解決が可能なのか? と疑うほどの強烈…

オークランドシティーFC×全北

前半頭にオークランドは決定的チャンスを逃しすぎた、それがすべてだと思う。後半頭にも1点ものがあった。どこぞの国のA級戦犯のことを思い出して残念になった。 流れがあるときに点を取らないとやがて流れは移り、点を取られてゲームを取られる。その意味…

アクセス数

なにやら無料で設定できるものがあったので罠を仕掛けてみたら、案外引っかかってる人が多い。知人が発見しやすいようにわかりやすいキーワードをプロフィールに入れたのが原因と考えられる。 ∴来週ぐらいにはサービス期間を終了しようかと。発見した人には…

FCバルセロナ×クラブアメリカ

予想通りの試合展開、結果。見ていて笑えた。(ほほえましいという意味)調子が大丈夫かと心配してたロナウジーニョは気楽にやっていたし。雨の中でマルセイユルーレットをしかけるプレーヤーがいるとは夢にも思わなかった。 なんだか去年のトヨタカップと同…

インテルナシオナル×アルアハリ

結果は予想通り。ただし内容は予想とはだいぶ違った。なかなかハラハラする展開だった。ゴールはどれも美しかった。クラブアメリカのゴールとは大違いで。良いシュートも多かったし、こういう試合を見るのはけっこう楽しい。トヨタカップはいよいよ明日から…

横山秀夫『動機』

動機 (文春文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/11/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (141件) を見るおもしろい。未読の方はぜひ読んでみてください。感情移入しないタイプの僕が半ば強制的に引きずり込…

殊能将之『黒い仏』

黒い仏 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (84件) を見る何かコメントは必要なのだろうか。読めばきっと分かるはず。このもやもやとむしゃくしゃとした気持ちが…

殊能将之『美濃牛』

美濃牛 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (69件) を見る分厚さの割にさくっと読めた。意外で、ありえなさそうな別解を思いついたが外れていて安堵した。この解…

クラブアメリカ×全北

トヨタカップ第二戦。選手入場の時にFIFA ANTHEMを長々とかけてくれるのがありがたい。とても嬉しいのでその間は実況は黙っていてほしい。世界最高の名曲を集中して聞かせてほしい。 試合はけっこうおもしろかった。Jリーグとは違って。クラブアメリカのパス…

体言止め

とうとう開幕、今年二番目にすごいスポーツの大会であるFIFAクラブワールドカップジャパン2006。ま、これからも呼称は呼び慣れたトヨタカップ。 今日はオークランドシティーFC×アルアハリ。アルアハリが圧倒するかな、と思っていたら予想外の展開。オークラ…

初米澤

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/12/18メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 414回この商品を含むブログ (658件) を見る夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メ…

有栖川有栖『ジュリエットの悲鳴』

ジュリエットの悲鳴 (ジョイ・ノベルス)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2000/07メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る友人に貸していただき読破。やはり短編はキレの良さが鍵だと感じた。統一感がない感じ…

(実に珍しくも)ラノベ

トリックスターズ (電撃文庫)作者: 久住四季,甘塩コメコ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (114件) を見るトリックスターズL (電撃文庫 (1174))作者: 久住四季,甘塩コメコ出版社…

書き始め

宣言通り書き始めます。ehrenfestというのはかっこいいからつけた、ただそれだけの名前です。そのうち変える可能性もあります。物理屋さんなら知っている人もいることでしょう。数学や物理で出てくる(アルファベットの)名前はかっこいいものが多い気がしま…

芦辺拓『赤死病の館の殺人』

赤死病の館の殺人 (光文社文庫)作者: 芦辺拓出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/04/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る「疾駆するジョーカー」は真相に全く気づかず。同じパターンの作品は読んだことがある。見せ方が違うと…