2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

書店巡り

昨日近隣の書店をめぐり、特定の作家たちの文庫以外の作品を探し求めました。が、ない。ちょうど数日後に実家に帰るような雲行きだったので、どこか大規模な書店に行くことにしました。さて、どちらが重要かは明らかですね。

北村薫『街の灯』

街の灯 (文春文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 43回この商品を含むブログ (136件) を見る読んだ動機は前述の通り。読んだ順番は前後してしまったが、細かなつながりが読めて楽しかった。もっ…

法月綸太郎『生首に聞いてみろ』

生首に聞いてみろ作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (229件) を見るおもしろかった。え、途中で犯人が分かってしまったって? それでも犯人以外の部分が意外だったでしょう。こ…

篠田真由美『王国は星空の下 北斗学園七不思議』

王国は星空の下―北斗学園七不思議〈1〉 (ミステリーYA!)作者: 篠田真由美出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (29件) を見るミステリではありません。ミステリーです。どたばたを描く感じな…

鳥飼否宇『樹霊』

樹霊 (ミステリ・フロンティア)作者: 鳥飼否宇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 8回この商品を含むブログ (36件) を見る樹が動く、そして殺人事件は起こる。なかなかに困惑させられる状況で、まる…

大学生に求められるもの

それは当然思い切りの良さ、ということで面倒な授業を切った。流体力学だからおもしろいかと思って聞きに行ったら中身はただの高校物理、そして山のように多く簡単でめんどくさい計算問題。がっかりだ。

歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (148件) を見るこの設定はなかなか良いと思う。(ただし、あくまで小説としてだが。歌野…

北村薫『玻璃の天』

玻璃の天作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04/13メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (107件) を見る『街の灯』のシリーズらしい。残念ながら『街の灯』は未読なのでそのうち読みたい。北村さんはだいたいいい話、深い台…

道尾秀介『片眼の猿』

片眼の猿 One‐eyed monkeys作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/02/24メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (100件) を見る読みやすく、仕掛けがとても良かった。確かに違和感はあったし、少し考えれば(実際には考えなかっ…

柄刀一『時を巡る肖像』

時を巡る肖像作者: 柄刀一出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2006/11/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (35件) を見る連作短編集。ある短編ではあの人のあの作品のトリックのぱくりか、などと思いながら読んでいたら……。…

深水黎一郎『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』

ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ ! (講談社ノベルス)作者: 深水黎一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/06メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (91件) を見るなかなか良い作品。メフィスト賞とは思えない。確かに読者が犯人だった…

本格ミステリ大賞

驚いた。授業終了後アパートに帰り着いたら郵便物が、しかもその裏には本格ミステリ作家クラブと書いてあったのだ。中には本格ミステリ大賞公開開票式の招待状が。というわけで開票式に行くことに。専攻の出席重視科目、それも必修である実験をぶっちぎるこ…

ばかげた話

ある単位を落としたらとんでもなくバカな話を書く、と口約したことがたぶんあった。きっといつぞやの飲みダベリ会でだと思うが。で、一応報告。単位を無事に獲得したためバカ話は書かない。まあこのブログにバカではない話が載っているかというとかなり怪し…

エラリー・クイーン『災厄の町』

災厄の町 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: エラリイ・クィーン,青田勝出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る久々のエラリー、初ライツヴィル。犯人は分かるが、事件の構造はまるで分からなかっ…

北原尚彦編『シャーロック・ホームズの栄冠』

シャーロック・ホームズの栄冠 (論創海外ミステリ)作者: A.A.ミルン,A.A. Milne,北原尚彦出版社/メーカー: 論創社発売日: 2007/01/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る玉石混淆、とはいえ石が多い。パロディーなので当然と…

視力検査

大学の健康診断で視力検査があった。なぜか去年からEの空いている方向を答えさせる形式に変わったのだが、そのおかげで視力が不当に高い。ランドルト環よりも勘の的中率が数倍高い気がするのだが、何らかの理屈があるのだろうか。 両目とも5連続ぐらいで勘…

山田正紀『雨の恐竜』

雨の恐竜 (ミステリーYA!)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (44件) を見るなかなか良かったと思う。一カ所、にやりとさせられるところもあった。ただそれにしては推理が僕の好…

時間割

とりあえず今学期分は決定。今年こそは履修科目の上限解除申請を行わない方針でいこうと考えている。とはいえ、今日あった友人たちには「君にはそんなことは不可能だ」と断定されてしまった。現在上限までの余裕は3単位。ところが、既に4単位ほど切る可能性…

小野不由美『黒祠の島』

黒祠の島 (祥伝社文庫)作者: 小野不由美出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2004/06/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (77件) を見るなかなか良かったのではないかと。細かいことは後日話す機会があるのでその時にでも。反転部分…

レジナルド・ヒル『異人館』

異人館 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: レジナルド・ヒル,松下祥子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/15メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見るようやく読み終わった。個人的に気にくわない要素が多かったが、それで…

つれづれなるままに

適当な気分なので適当なことを書き散らしてみようと思い立った。 MLAを読んでいて、「絶対速度計」なるものがあればという仮定の話が少しだけ書かれていた。「絶対速度計」を作るために必要となるのはエーテル。そしてエーテルの風の速さを測るしかないのだ…

整理整頓

部屋を片付けようと思い立ち、実行に移した。そう、部屋を片付けるために必要となる行為である「部屋を思いっきり散らかす」という行為をである。こうでもしないとやる気は出ないし、要不要の区別をつけやすくなるためには全てを白日の下にさらすしかないか…