ジョン・ル・カレ『寒い国から帰ってきたスパイ』

寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)

寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)

授業中にこつこつと読み進め、ようやく読み終わった。序盤はなかなかおもしろかった。あらすじを読んで期待してしまったのが最大の失敗。一応真相がひっくり返るのだが、なんだかじわじわとひっくり返っていくような印象を受けた。最後の方の展開、ラストが予測できてしまった。だから安心して読める、という意見もあるかもしれないが。英米の最優秀ミステリ賞を独占したスパイ小説の金字塔、らしい。
明日からテストが始まる。レポートもたくさんある。この時期さえなければ大学というのは素晴らしい場所だと思うのだが。単位が取れる程度には勉強しようかと。特に、まったく聞いていなかった授業については。