クレイトン・ロースン『虚空から現れた死』

虚空から現れた死 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

虚空から現れた死 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

これを読み始めたのはいつだろう? たぶん11月の半ばなんだが。何冊か併読していても1週間もあれば全部入れ替わる、そんな生活をしていた頃からは想像もできないほどの変化である。ここ2ヶ月でたったの7冊しか読んでいない。どうやら140冊達成がぎりぎりのようだ。10月終了時点では150が余裕だと思っていたのに。原因はいったい??

で、『虚空から現れた死』。強烈に不可解な事件が起こる。見えない男が犯人だ、とか。そして警察が主人公で探偵役のマジシャンを異様に敵視している。なにやら変なことが起こった→やつはマジシャンだ→奴こそが犯人だ、というノリなのだが、そんな警察ってひどいよなという感想を持ち続けながら読んだ。1ヶ月以上もだらだらと読んでいると読みながら細部を忘れた。海外ってことも関係してるかも。悪い作品ではない。むしろ、普通よりは良かった気がする。たぶん。