福井晴敏『オペレーション・ローズダスト(下)』

Op.ローズダスト(下)

Op.ローズダスト(下)

やっぱり福井は戦っているシーンが良い。滅多にしない読み方ですが、文章を映像化しながら読むと良い感じです。あと過去作品との微妙なリンクに気づいたときなんかは嬉しくなりますね。
そして台詞がかっこいいです。「走って縮まらない距離はない」そうですよ。うーん、ただ宇宙空間は広がっているから空間座標で考えれば距離はどんどんのびてく場合もある気がするなぁ。宇宙空間が一定以上の加速度をもって広がっていたらたとえ光でさえ宇宙の先端に到達することはできないし。あ、Lorentz収縮を考えたら距離、というか長さは0になる。そうか、そこまで考えていたとは。福井さん、頭良いなあ。さぁ、このうんざりする物理話。嫌になったあなたにはこのブログを読むという行為を放棄することをおすすめしましょう。決して真面目に本の感想を書くブログではありません。そしてまれに書く物理もかなりいい加減です。注意しましょう。