超ひも

この世界は10次元とか11次元らしい。4次元っていうのは信じているのだがこれは本当なのだろうか。

で、10次元はなんとなくそうなっていても良い気がする。ひもからの類推で行くと、ひもは(本当は)3次元の物体だけれどもうち2次元がすごく小さいため1次元に見える。だから、その逆で行くと現在空間3次元と考えているのは9次元であっても良さそう。それに時間の1次元を足して10次元、という流れ。

それに対して11次元だとよく分からない。時間が2次元、なのか? T対称性の破れを解決すべく進行方向が逆な2つの軸を設定してみようか。とすると、もう片方の軸に乗っかることができれば過去に戻っていくことができる。俗に言う、タイムマシンである。そんなことが可能であれば、の話だしまず不可能なのだが。

こんなタイムマシンがあったとする。さて、どの時代までさかのぼることができるだろうか? 時間の進み方はどちらの軸でもきっと同じ進み方のはずである。ということは、10年前の事件を見るためには10年間の時間を費やせばよいということになる。過去が見たい人はある時点で逆方向の時間軸に乗っかるわけだが、この時期が非常に重要になるだろう。例えば寿命が80歳の人をとってくるとしよう。70歳になり暇になったから昔のことでも見てみようかななんて思ったところで、たった10年しか溯ることはできない。結局自分がリアルタイムで見たことを再確認するだけである。40歳というのがひとつの境界になりそうだ。じゃあ思い切って若いうちに、ということで10歳の時にタイムマシンに乗ってみよう。こんな決断をする人物の精神は思いっきり病んでいるような気もするが深くはつっこまないことにする。技術が退化していくのが観測できるはず。何かおもしろいことがあるようには思えないだろう。過去への興味が未来への興味に打ち勝つためには、ある程度以上の現在に対する知識が要求されるように思われるから。

結論:11次元といわれても分からない。

補足:ここに書いてあることはすべて会話の中からエスカレートした妄想であり、真実を含んではいない。この手の駄文を少しでも信じると、世間から白い目で見られるだけなので注意した方がよい。