物理

今回も複数冊まとめて

読み終わったら書く、という習慣は完全になくなった。どうしてだろう? 答えは分かり切ってはいるが。理論電磁気学作者: 砂川重信出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1999/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (28件) を…

J.J.Sakurai『現代の量子力学(上)』

現代の量子力学〈上〉 (物理学叢書)作者: 桜井純,段三孚,桜井明夫出版社/メーカー: 吉岡書店発売日: 1989/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (40件) を見るSchrodinger方程式は導かれるもので、運動量なんかのオペレータは古…

ライフ『統計熱物理学の基礎(上)』

統計熱物理学の基礎 (上) (物理学叢書 (39))作者: ライフ,中山寿夫,小林祐次出版社/メーカー: 吉岡書店発売日: 1984メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る統計力学、熱力学の教科書。式でがんがん押す、というわけではなく物理を…

超ひも

この世界は10次元とか11次元らしい。4次元っていうのは信じているのだがこれは本当なのだろうか。で、10次元はなんとなくそうなっていても良い気がする。ひもからの類推で行くと、ひもは(本当は)3次元の物体だけれどもうち2次元がすごく小さいため1次元に…

雑談

物理屋さんだけでぐだぐだと話していると、時折とんでもない着想が出てくることがある。口に出した後で、そのすごさに気づくわけだ。ちなみに、今日気づいたことは僕が生きている間にはきっと検証できない。でも、自分の中では割とすっきりした気がする。

ワインバーグ『宇宙創成はじめの三分間』

宇宙創成はじめの三分間作者: S.ワインバーグ,小尾信彌出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1977/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るはじめにこれだけは断っておこう。これはかの有名なるワインバーグの書いた本である。その点に注意…

P.A.M.ディラック『一般相対性理論』

一般相対性理論 (ちくま学芸文庫)作者: P.A.M.ディラック,Paul Adrien Maurice Dirac,江沢洋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/12/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (35件) を見るあのディラックの書いた一般相対論の教科…

落ち着かない空間

試験も終わり、勉強量が一気に減ったので部屋を掃除した。これで計算用紙に埋もれた生活から解放され、床が見えるようになったわけだ。が、実に落ち着かない。なんだか自分の部屋ではないようだ。せっかく片付いたというのに。と思ったところで、「散らかっ…

ブツリ

数日前に友人から聞きましたが、はてなって理系率が高めだそうですね。びくっとしました。何も調べずにアカウントの意味が分かった人もいるのかも。怖い怖い。それを聞いて、うさんくさいブツリの話を垂れ流してみようかと思いました。思って行動に移す確率…

『相対論の正しい間違え方』

相対論の正しい間違え方 (パリティブックス)作者: 松田卓也,木下篤哉,パリティ編集委員会出版社/メーカー: 丸善発売日: 2001/06/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るあぁ、式のない理系本ほど分かりにくいものはない。と思い…

名前

それっぽい武器の名前を考えてみる。それっぽい、といっても素粒子論で出てくるような(ごく一部の人たちにとって)メジャーな名前を付けてみるだけである。いちいち文句もつけてみた。ついでに、実用化可能性も度外視している。 ニュートリノビーム ……弱い…

さまーちゃれんじ

長いと思っていた夏休み。今年も終焉の時が刻一刻と近づいてきた。(というか、これは始まったときからそうなんだが)「大学生+夏休み=ぐーたら」という究極の方程式があるわけだが、今年はそうならなかった。なぜだろう? 答えは単純で、KEKのサマーチ…

天才

レポート課題でLegendre関数に関するあれこれを示せというものがあった。この関数はLegendreの微分方程式を満たすのだが、それを示そうと直接放り込んで力技に持ち込んでも帰納法に挑んでも挫折した。少し調べてみるとだいたい母関数展開から漸化式をひねり…