思考の放棄によって得られるもの

僕は解答だと思う時がある。何時間も悩んでいた問題を放棄すると、その直後に解答に達したという経験は多いのではないだろうか。ま、完全な放棄というわけではなく今は置いておこうという程度の放棄なので勘違いされぬよう。
なんでこんなことを書くかといえば、さっきこの状態になったから。相対論の同時性のパラドックスの問題について考えていたのだけれど投げた数分後に結論が出た。問題自体が矛盾を内包していて、そのおかげで変で(一見)正しい解答が提示されていたのだ。
あぁ、気持ち悪かった。別に分からないことは気持ち悪くなどないのだけれども、自分の知識では説明できず、解釈を投げ与えられ、それが今までの知識や常識と矛盾したりしているとどうしようもなく気持ち悪い。だいたいそういうときは穴を見つけようと必死になる。レポートの期限が迫り、レポート課題と関係なくても何時間考えても良いような気分になるから不思議。この集中力はどこから湧いて出てくるのだろう?