来年のカレンダー

実家から持ってくるのはかさばるから面倒だな、と思っていたらさっき送られてきた。「Jリーグカレンダー」。送ってきたのは当然親ではない。そういえばだいぶ前に応募したような気もしなくはない。というより、送ってきたんだから応募してたのか。
抽選に当たるときはいつも応募したことを忘れている。当たれ、当たれと思い続けていれば当たらない。……(Q)
と書けばマーフィーの法則にでもありそうだ。はたして証明できるだろうか
∵)2つの文章で1つのことを説明しているようだが、対偶になっているので2つの文章は同値。また、命題の逆や裏が不成立なのは自明。
抽選に応募したことを忘れるということは、さして重要なものではなかったということ。したがって、応募者が少ないということが考えられる。(こういう場合には商品が安いため、商品の数も多かったりする)……(D)
当たれ、当たれと思い続けているということはかなり欲しいということ。(D)の逆に当たり、この場合には商品の数は少ないことが多い。……(E)
(D)、(E)を整理してやると、もともと当選確率の高いものに応募したときには応募した事実を忘れやすい、当選確率の低いものに応募したときには応募した事実を覚えているものだとなる。
Q.E.D.
これで証明されたと勘違いした人は早とちりな人。Q.E.D.の文字列は常にQuod Erat Demonstrandum(証明終わり)の意味で解釈するべきではない。実は(Q)は命題としては偽(経験的には正しそうだが)であり、その証明は赤子の手をひねるよりたやすい。それっぽいことをそれっぽい形式で書けばだまされる人は多い気がする。まじめに証明文を見ずにあっているんじゃない? と思うと簡単にひっかかる。
少しMaxwell方程式に従わないものをたれながしてみた。それでも最高伝達速度がcであることに変わりはない。