今回も複数冊まとめて

読み終わったら書く、という習慣は完全になくなった。どうしてだろう? 答えは分かり切ってはいるが。

理論電磁気学

理論電磁気学

統計熱物理学の基礎〈中〉 (1977年) (物理学叢書〈40〉)

統計熱物理学の基礎〈中〉 (1977年) (物理学叢書〈40〉)

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)

感想は省略。

CERNLHCが稼働したら世界が崩壊すると信じている人たちがいるらしい。そういえば、どこぞの本でも割と似たような展開があったような。連想しやすいことなのだろうか?

J.J.Sakurai『現代の量子力学(上)』

現代の量子力学〈上〉 (物理学叢書)

現代の量子力学〈上〉 (物理学叢書)

Schrodinger方程式は導かれるもので、運動量なんかのオペレータは古典量とうまく対応していて、QMはかなりうまく作られているんだな、と。かなり速く読んだからしっかりと式は追っていないけれど、今は取り急ぎ下巻の摂動論まで行かないと。

量子力学を学ぶための解析力学入門』も眺めながらだとなかなかに良かった。

ライフ『統計熱物理学の基礎(上)』

統計熱物理学の基礎 (上) (物理学叢書 (39))

統計熱物理学の基礎 (上) (物理学叢書 (39))

統計力学、熱力学の教科書。式でがんがん押す、というわけではなく物理を説明する、考えるというスタンスの教科書。初学者が読んでも結構分かるかも。いや、ある程度のバックグラウンドは必要か? 温度は、とりあえずβを軸に議論するようだった。

超ひも

この世界は10次元とか11次元らしい。4次元っていうのは信じているのだがこれは本当なのだろうか。

で、10次元はなんとなくそうなっていても良い気がする。ひもからの類推で行くと、ひもは(本当は)3次元の物体だけれどもうち2次元がすごく小さいため1次元に見える。だから、その逆で行くと現在空間3次元と考えているのは9次元であっても良さそう。それに時間の1次元を足して10次元、という流れ。

それに対して11次元だとよく分からない。時間が2次元、なのか? T対称性の破れを解決すべく進行方向が逆な2つの軸を設定してみようか。とすると、もう片方の軸に乗っかることができれば過去に戻っていくことができる。俗に言う、タイムマシンである。そんなことが可能であれば、の話だしまず不可能なのだが。

こんなタイムマシンがあったとする。さて、どの時代までさかのぼることができるだろうか? 時間の進み方はどちらの軸でもきっと同じ進み方のはずである。ということは、10年前の事件を見るためには10年間の時間を費やせばよいということになる。過去が見たい人はある時点で逆方向の時間軸に乗っかるわけだが、この時期が非常に重要になるだろう。例えば寿命が80歳の人をとってくるとしよう。70歳になり暇になったから昔のことでも見てみようかななんて思ったところで、たった10年しか溯ることはできない。結局自分がリアルタイムで見たことを再確認するだけである。40歳というのがひとつの境界になりそうだ。じゃあ思い切って若いうちに、ということで10歳の時にタイムマシンに乗ってみよう。こんな決断をする人物の精神は思いっきり病んでいるような気もするが深くはつっこまないことにする。技術が退化していくのが観測できるはず。何かおもしろいことがあるようには思えないだろう。過去への興味が未来への興味に打ち勝つためには、ある程度以上の現在に対する知識が要求されるように思われるから。

結論:11次元といわれても分からない。

補足:ここに書いてあることはすべて会話の中からエスカレートした妄想であり、真実を含んではいない。この手の駄文を少しでも信じると、世間から白い目で見られるだけなので注意した方がよい。

UFOの存在仮説

誰かから聞いたのだろうか、それとも自分で思いついたのだろうか? 今となっては分からないが、今日思い出したUFOについてのお話。

UFOが存在すると仮定する。存在の定義だが、UFOが存在すると言っている以上それを検証することが可能である必要があるだろう。つまり、UFOが存在⇒検証が可能となるはずである。検証が可能ということを言い換えれば、UFOが実際にあるということを確認できるということになる。

従って、UFOの定義からUFOは存在することができない。

背理法により、UFOは存在しない。

雑談

物理屋さんだけでぐだぐだと話していると、時折とんでもない着想が出てくることがある。口に出した後で、そのすごさに気づくわけだ。ちなみに、今日気づいたことは僕が生きている間にはきっと検証できない。でも、自分の中では割とすっきりした気がする。

そは忘却の彼方に

読んだ本、ここに書くのを忘れていました。感想は忘れた(ことにする)ので、書きません。

ナ・バ・テア (中公文庫)

ナ・バ・テア (中公文庫)

ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)

ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

闇に葬れ (論創海外ミステリ)

闇に葬れ (論創海外ミステリ)

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)

さて、次に読み終わるのはいつだろう? そして、ジャンルは何なのだろう?